彼は自分の夢をどうするのだろう?
疑問を持ち、私は彼に尋ねてみる事にした。

「俺はさ―」

送られてきた文を見て、私は一人笑った。
……だって、同じ事を考えていたのだから。
言わなくても、答えは同じだった。

やり方は違って、興味があるものも違う。
でもなりたいものは一緒。

どういった人間になりたいのか。
私と彼はどこを見ても似た者同士だった。

ホント、私達はどうしてこんなに似ているんだろう? 不思議でたまらない。
ここまで似ている人間を見るのは生まれて初めてかもしれない。
でも 似ている だけじゃ勿体ない。

彼の良いところをちゃんと取り入れないと。