子供のお年玉を預かって
貯金しているとウソをついて、実は使っていたうちの母親。

甥っ子ももう中学生だ。
気付かないわけがない。

「俺のお年玉どこいったんだろう?」
甥っ子はうちの母親がいない時に確認する。
あるはずもないお年玉を。

まさか「ばあちゃん」が嘘を付くなんて、そんな頭はなかっただろう。
でもそれが事実であって、そのおかげでうちの母親は信頼されなくなった。

「貴方、甥っ子のお年玉を勝手に使ったでしょう?
それ、甥っ子にはもう知られているよ?」

そう、母親に告げると母親はその事実に固まってしまった。

「どうにかしたいなら、すればいい」
うちの母親は現在、お金に困っている。
私から借りるぐらいに。

でもその借りたお金から 甥っ子 に返すだろうか?

返したとしたら、再びお金に困る。
返さなかったら甥っ子から信用回復は絶望的。

よしよし、卑しい事をしてそのツケがしっかり返ってきてるな。

私はそれだけを確認すると
普段の日常に戻る事にした。