君は自分優先の私に憧れた。
私は他人優先の君に憧れた。

付き合って、別れる時には
私たちはなりたい自分になっていた。

それから長い時間が流れ
君と同じ名前をした人と出会い
友人となった。

そしてその子は
私に憧れてくれた。

それは憧れの連鎖だった。