内容:ピアノを勉強するために父が教師を務める淡江音楽学校に転校してきたシャンルン(ジェイ・チョウ)は、取り壊しが近い旧校舎のピアノ室で、神秘的なメロディを奏でるシャオユー(グイ・ルンメイ)という名の女性と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれたシャンルンはシャオユーに曲名を尋ねるが、「それは誰にも“言えない秘密”よ」と耳元で優しく囁くだけだった。どこか謎めいた雰囲気のあるシャオユーに惹かれたシャンルンは、学校からの帰り道、一緒に雨宿りをし、自転車で彼女を家まで送っていく。母親がいない家庭に育ったシャンルンと父親がいない家庭に育ったシャオユー。境遇が似た二人は、家族そして音楽のことを話すうちに心を通わせていくのだった。淡江音楽学校に転校して間もないある日、シャンルンは、同校で“ピアノ王子”の異名をとるユーハオに対して、どちらがピアニストとして優れているのかを決めようと挑戦状を叩きつけ…

感想:前半は普通にあるラブストーリーかなぁって思っていたら、終盤ぐらいからガラリと作品の雰囲気が変わります。あぁ、あの場面は…あの台詞は…伏線がどんどん回収されていく様はとても面白い。不満なのは「非現実的な話」だという事。

それともうひとつは某、有名映画アニメを思い出してしまう事。
この某映画アニメを知っているのと知らないのではこの映画の感想はとても大きく変わってしまう。

個人的には知っていたので、この映画は「普通」だったのですが…。
…ヒロインわりと可哀想な立ち位置にいるなぁ、とそこだけが見ていて非常に辛かった。